超個人的・2005年コンサートランキング
2005年ベストコンサート10 |
管理人まないたが選んだ「2005年ベストコンサート」を発表します! まないた本人の曲の好みや、その時の気分、座った座席などに左右される要素はかなりありますが(^^;
第1位 |
バイエルン放送交響楽団 2005年11月19日・20日 |
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ほか |
ヤンソンス&五嶋みどり&バイエルン放響。豪華な2日間
2日間で6曲以上を聴いただけでも満足なのに、全て素晴らしい演奏だから贅沢極まりなかったです。今回1位に決定的となったのは「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の演奏。これほどまで堂々たるドイツ音楽を聴いたことがあっただろうか? 文句なし1位です。 →感想を見る
|
第2位 |
オペラ「Jr.バタフライ」 2005年4月2日 |
三枝 成彰 オペラ「Jr.バタフライ」 |
日本発オペラの高い完成度に感動
これを2位にもってきたのは挑戦的ともいえるが、期待していなかっただけに内容の充実ぶりに大満足した演奏会。演出、音楽、歌手、演奏、全てに渡ってマッチングした素晴らしいオペラだった。 →感想を見る
|
第3位 |
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトVI 2005年10月10日 |
ロッシーニ 歌劇「セビリャの理髪師」 |
楽しいシーンの連続。名演奏に名演技、そして名演出
上位になるのは必然ともいえる小澤征爾音楽塾オペラ。昨年とは打って変わって、本格的で豪華な舞台装置に思わず声が出たほど。もちろん、歌手も演奏も申し分なしです。今回は小澤征爾評価を入れなくてもこの順位か。 →感想を見る
|
第4位 |
|
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 |
新しいホールと新しいオケの華麗なるデビュー
関西に新しい風を吹き込むに違いない新ホールの誕生。その柿落としにふさわしい熱狂的な第九演奏。祝祭的なシーンでこそ威力を発揮するこの曲にもあっぱれ。 →感想を見る |
第5位 |
|
マーラー 大地の歌 ほか |
裏切ることのないほぼ理想に近いマーラー演奏
地味ながらも上位に入れたくなる京響の演奏。この日は期待していなかった「未完成」の素晴らしさだけでなく、期待していた「大地の歌」の予想を超える素晴らしさで上位入り。 →感想を見る |
第6位 |
|
ベートーヴェン 交響曲第2番 ほか |
これがミニオケか?と思うほどの緊張感と迫力
小型ながらウィーン・フィルを想像させてくれるところが並みのオケとは違うところ。指揮者を置いた方がもっと面白い演奏になるような気もするが、上手いので6位。 →感想を見る |
第7位 |
|
グノー 歌劇「ファウスト」より「宝石の歌」 ほか |
1人でオペラを演じられる、類いまれなる才能を観た
ベスト10に入れるかどうか悩んだが、やはり類まれなる歌声のソプラノは捨てがたかった。もっとオペラ歌曲を学習してから行けばよかったとつくづく思う。 →感想を見る |
第8位 |
|
マーラー 交響曲第4番 ほか |
十八番のシベリウスと、マーラーの名演奏
もっと上位に入れたかったが、地味さ?のためこの順位。順位は関係ないんです。このオケ、この指揮者、上手いんです。もっと売れることを期待します。 →感想を見る |
第9位 |
|
三枝 成彰 太鼓協奏曲「太鼓について」ほか |
魂を揺さぶる、和太鼓の圧倒的な音響による快演
日本伝統芸能の誇りを改めて感じた演奏会。スーパーオケにスーパー太鼓打ち。身の引き締まる新年のスタートでした。 →感想を見る |
第10位 |
|
シェーンベルク グレの歌 |
豪華歌手陣と合唱、そして演出が織りなした感動の大作
念願のサイトウ・キネンだったので、ランキングに入れないわけには行かなかった。ただ、オケの評価は低いです。歌手、合唱、演出のスーパー一流度でかろうじて10位。 →感想を見る
|
【1年間を振り返って】
2005年は史上最多の44回もの演奏会に出没してしまった。良い演奏もいろいろあったので、10個に選ぶのは無理に近い・・・それでも1位のバイエルン放送交響楽団は文句なしにナンバー・ワンです。おまけに、昨年に引き続きヤンソンスの指揮でした。2006年ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのシェフがヤンソンスであることを考えると、今もっとも勢いのある指揮者だから、良いのは当然なのかもしれない。2006年も大物が来日するだけでなく、兵庫県立芸術文化センターも本格稼働に入ってくるので、見逃せない年になる。今年よりも回数を減らすことがとりあえずの目標ですが・・・
Concert
Reportにもどる
|