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超個人的・2006年コンサートランキング
2006年ベストコンサート10

管理人まないたが選んだ「2006年ベストコンサート」を発表します! まないた本人の曲の好みや、その時の気分、座った座席などに左右される要素はかなりありますが(^^;

第1位
ルツェルン・フェスティバル in 東京 2006
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 2006年10月18日
 室内楽コンサートIII 2006年10月17日

ブルックナー 交響曲第4番
ブラームス 弦楽六重奏曲第1番 ほか

今世紀最大のイベントはやはり想像を遙かに超えた演奏だった
これほどの大イベントはTopに上げないと気が済まない(笑)。超一流奏者たちによる夢の競演の数々は想像を遙かに超えるものだった。
もう2度と聴くことはできないのだろうか・・・


第2位
ウィーン・フィル・トップメンバーの集う「室内楽の饗宴」 2006年11月16日

シューベルト 八重奏曲 ほか

ウィーン・フィル恐るべし。室内楽でも超一級でした
出演メンバーもさほど気にすることなく気軽に足を運んだ演奏会。ところがどっこい。超一流奏者たちの活発な室内楽には度肝を抜かれました。キュッヒルの鬼気迫る表情が今でも思い出されます。


第3位
ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 2006年1月4日

チャイコフスキー 交響曲第4番 ほか

想像を遙かに超える岩城宏之&川久保賜紀によるメジャー曲
今年亡くなった岩城さんを最後に聴いたのがこの演奏会だった。強烈なカリスマ性を持った指揮ぶりがもう見られないと思うと寂しいです。この演奏会では岩城さんの持てる力をすべて見せてくれたような気がします。


第4位

ファジル・サイ ピアノリサイタル 2006年10月4日

ベートーヴェン  ピアノ・ソナタ第23番 op.57「熱情」

弾ける才能、想像不可能なサイの世界
強烈な個性の持ち主。ファジル・サイ。ウワサに違わず、スゴイ演奏を繰り広げてくれました。唯一無二のピアニストは必聴に値します。

第5位

マリインスキー歌劇場管弦楽団 2006年1月29日

マーラー 交響曲第5番 ほか

ゲルギエフの魔力で全く息つく暇がない強烈な演奏
手兵を操っての名演。相変わらず聴く方の魂が奪われるほど疲れたのだが、ゲルギエフにしか成しえることのできない世界を体験できました。

第6位

大阪フィルハーモニー交響楽団 2006年3月16日

スメタナ 交響詩「我が祖国」

コバケンに本場の東欧音楽を見た
大フィルでこの順位は過去最高かな? コバケンの十八番でもあるので、細部まで行き届いた素晴らしい演奏でした。

第7位

京都市交響楽団 2006年10月7日

マーラー 交響曲第1番「巨人」 ほか

完成度の非常に高い、全力で弾ききったマーラー演奏
聞き飽きた「巨人」を魅力あるものにしたのは団員の自発性。これほどまでに活き活きとしたマーラーは初めてでした。おまけにウマイ! 7月の定演で見せたチャイコフスキーも同様でした。


第8位

チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 2006年6月2日

R.シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」 ほか

物語をリアルに表現した名手ヨーヨー・マの妙技
期待していなかっただけに上手さが際だった演奏会(笑)。それはともあれ、ヨーヨー・マの音楽表現は驚異的とすら思いました。

第9位

京都市交響楽団 2006年6月24日

シェーンベルク グレの歌

総勢400名による京都に響く感動の「グレの歌」
東京交響楽団との合同演奏。滅多に聴けない曲を聴けただけでも価値は十二分です。きれいに整ったグレの歌で、満足感「大」でした。

第10位

兵庫芸術文化センター管弦楽団 2006年4月8日

R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」 ほか

運命&英雄の生涯という重量級演奏会を快演
新人オケとはいえ、第1回定演からぶっ飛ばしてくれました。4月に関西4オケが取り上げた「英雄の生涯」。そのオープニングを華々しく飾ってくれました。

【1年間を振り返って】
毎年更新していた演奏会回数は2006年は41回だったので、記録更新とはならなかった。ホッとしたような残念なような・・・。今年も大物オケを多く聴きに行ったので、どうしてもランキングは偏ってしまいますが、どの演奏会も心に残るものばかりでした。特に京都市交響楽団は毎回レベルの高い演奏を聴かせてくれてます。また、ウィーン・フィルは上位にランキングされるはずだったのですが、演奏会中のトラブルもあり、ちょっと良い気分ではなかったので対象外にしました(演奏自体は大満足でした)。

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