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コンサート名・公演名

2002年1月19日 大阪センチュリー交響楽団
いずみ定期演奏会(いずみホール)

演奏曲目および評価

ベートーヴェン  交響曲第8番
ベートーヴェン  交響曲第7番
(ジョナサン・デル・マー校訂によるベーレンライター版)



 

演奏者(指揮者・ソリスト)

指揮: 高関 健

感想・短評

いずみホールでの公開ライヴ録音シリーズ。このシリーズはベーレンライター版を使用するということもあり、結構話題になっている。今日の公演以降はあと9番を残すのみとなる。以前、本名徹次=シンフォニカーで聴いたベーレンライター版は6番だった。あのときは疾風のごとく駆け抜けた演奏に驚いた。今回のセンチュリーでも驚きの演奏が聴けるかもしれないので少しわくわくだ。

まず、演奏前に高関さん自らベーレンライター版について解説をしてくれた。「ニュアンス」が異なるくらいのものらしいので、さすがに聴き比べは難しそうだ。

本編の演奏に入る前に、昨年末に亡くなった朝比奈氏を偲んで、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲Op.130より第5楽章「カヴァティーナ」を弦楽合奏版で演奏した。まさに祈るような演奏で、開場は厳かな雰囲気に包まれた。

さて、続けて交響曲第8番。オケは非常にきびきびとしてまるで古楽器演奏を聴いているような感覚になった。強弱も必要以上についている感じでメリハリがはっきりしたとても楽しい演奏になった。モーツァルトっぽい古めかしさがある曲だが、それを前面に押し出していたのが良かったのではないだろうか?

メインはやはり人気の第7番なのだろうか。こちらの方はというと、悪くはなかったものの、少し冒険がなく、オーソドックスな仕上がり? 途中少し眠たくなったし(笑)。物足りないのは金管の力不足だろうか? それでも終楽章の高揚は素晴らしく、ライヴならではの熱気が存分に楽しめた。高関さんの指揮も日に日に面白くなってきているので、今後の活躍に大いに期待したいところだ。

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