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コンサート名・公演名

2004年6月13日 エムパイア・ブラス
(神戸新聞松方ホール)

演奏曲目および評価

マイルス・デイヴィス/ギル・エヴァンス  サエタ
バーンスタイン  「ウェストサイド物語」よりアメリカ
ガーシュウィン 「ポーギーとベス」よりサマータイム
ウィルソン  76本のトロンボーン
ウェザー・リポート/ジョー・ザビヌル・トリビュート  バードランド
ルイ・アームストロング・トリビュート  ハロー・ドリー
ディズニー音楽  チムチム・チェリー、ハイホー
ヘンリー・マンシーニ  「ピンクパンサー」「ミッション・インポッシブル」
デューク・エリントン  スウィングしなけりゃ意味がない   他

演奏者(指揮者・ソリスト)

エムパイア・ブラス
 トランペット: ロルフ・スメドヴィック
 トランペット: マーク・リース
 ホルン: ミシェール・ペリー
 トロンボーン: マーク・ヘツラー
 チューバ: ケネス・エイミス
 パーカッション: スティーヴ・ウィルクス

感想・短評

安くチケットが手に入ったから急きょ神戸に。久々の松方ホール。今日はあまりにも天気が良かったので、昼間に神戸モザイクから遊覧船「コンチェルト」で優雅にクルージングしていた。おかげで体を焼きすぎて辛い思いを・・・

それは別として、金管アンサンブルはちょうど1年前のセンター・シティ・ブラス・クインテットに行って以来。あまり耳にしないジャンルなのだが、今回のエンパイア・ブラスは毎年日本にも来ている実力派の団体だ。プログラムとしては趣向を凝らしており、あくまでも「楽しさ」を追及したものになっていた。クラシックからジャズ、映画音楽に至るまで、観客を巻き添えにしての陽気なコンサートだった。もちろん超絶技巧も炸裂で、トロンボーンのヘツラー氏は大ハッスルしていたのが印象深い。トランペットはスメドヴィック氏があらゆるところで聴かせていて、リース氏の実力の高さも見逃せないものがあった。ただ、純粋な音楽としての完成度の高さは昨年のセンター・シティ・ブラス・クインテットの方が上かな?

今回は珍しくプログラムを購入していないので曲目についてはあまり良く分からないのだが、とにかく楽しい演奏会であったことは間違いなかった。

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