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1999年3月10日 大阪センチュリー交響楽団
特別演奏会(いずみホール)   → まないたの報告へ

作曲者
演奏曲
評価
プロコフィエフ
コルンゴルト
ルーセル
古典交響曲(交響曲第1番)
ヴァイオリン協奏曲
バレエ組曲「くもの饗宴」


ヴァイオリン:渡辺 玲子
指揮:小泉 和裕
【短評】 「もう終わり?」
 20:30に終演という、とても短いコンサートだった。後半のルーセルは、バレエ曲らしく情景が浮かび上がるような曲想で、クモや蝶などを表現した音響効果 は、なかなか見事。だが「もう終わりなの?」って感じるぐらい、メインにしては短いプロだった。(約20分)
 しかし、今日の本当のメインはコルンゴルドであろう。渡辺のまろやかで力強く、それでいて美しさを失わない演奏には驚いた。あまり響きが良いとは思えないホールだが、彼女のヴァイオリンの音色で満ちあふれていた。伴奏のセンチュリーも軽快な演奏を聴かせてくれた。
 プロコフィエフについては、振幅の大きな、メリハリのある演奏であったが、弦楽・管楽陣とも響きがいまいちで、やや精細を欠いた。

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