ムソルグスキー
ショスタコーヴィチ |
歌劇「ホヴァンシチナ」より
前奏曲「モスクワ河の夜明け」
交響曲第7番「レニングラード」 |
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【短評】 一瞬たりとも緊張感を失わない演奏だった。
ルドルフ・バルシャイは初めて聴く指揮者であったが、普段、やや線の細く、軽い京響から、体に突き刺さるようなサウンドを引き出した。弦は厚みには欠けるものの、鋭く冷たい。金管群もまた、鋭く、そして刺々しい。これらが、ショスタコーヴィチにとても合っていたように思う。また、大阪フィルや大阪シンフォニカーからの客演奏者も、別働隊として見事なサポート。
また、バルシャイのショスタコーヴィチを聴いてみたくなった。
1曲目のムソルグスキーは京響らしい、透明感あふれる演奏だったが、やはり、線の細さが気になってしまった。。。 |