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2006年9月18日 京都市交響楽団
京響ウェルカムコンサート(京都市交響楽団 合奏場)

演奏曲目および評価

モーツァルト  アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
ドヴォルザーク  ユーモレスク
モーツァルト  ディヴェルティメント K.136

演奏者(指揮者・ソリスト)

ヴァイオリン:渡邊 穣、岡 忠継、長谷川真弓、加藤 香、石橋 由美子、前 智子、丹羽 歩、小室 由利恵
ヴィオラ:五十嵐 美果、木野村 望、北村 英樹
チェロ:高瀬 恵理也、佐藤 禎
コントラバス:石丸 美佳

感想・短評

これまでも練習場の一般公開は定期的にやっていたが、練習場での演奏会は今回が初めてらしい。京響創立50周年記念イベントの一つとして開催された。抽選で選ばれた参加者(50人くらいだっかか?)のみなのでとても小規模な演奏会だ。練習場は初めて訪れるが、適度な大きさで、音響的にも楽器の音がしっかりと聞き取れるほどクリア。よくあるデッドな感じではなかったのが良かった。

演奏曲目はメジャー曲なので真新しいものではなかったが、改めてプロのうまさを実感した。個々の楽器が良く聞き取れる合奏場なので、演奏会としてはシビアだと思うが、非常に息の合ったアンサンブルを聴かせてくれた。コンマスの渡邊さんはいつもよりもにこやかで楽しげだった。そのくらい力が抜けていたのが良かったのだと思う。アンコールは、美空ひばり「川の流れのように」だった。

演奏会は40分ほどで終わり、あとはロビーで団員との交流会。なんてことはない。お茶とお菓子を食べながら適当に休憩といった時間だった。弦楽器の団員とはあまりお話をしたことがなかったので少しとまっどっていたところ、ヴィオラの五十嵐さんが話しかけてくれた(^^; 話は大いに盛り上がって楽しいひとときでした。話に夢中になりすぎて、気付けば一般客はみんな帰っていて、団員しか残ってなかった!

あまり練習場を見学しなかったので、またの機会にいろいろ探検させてもらいたい。

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