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2010年6月6日 京都市交響楽団 at 円山公園音楽堂
(円山公園音楽堂)

演奏曲目および評価

バーンスタイン/「キャンディード」序曲
アンダーソン/舞踏会の美女
アンダーソン/シンコペーティッド・クロック
アンダーソン/タイプライター
アンダーソン/トランペット吹きの休日
ハイマン/ポップスホウダウン
J.シュトラウス2世/美しく青きドナウ
J.シュトラウス2世/雷鳴と電光
ヴェルディ/歌劇「アイーダ」凱旋行進曲
ワーグナー/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

演奏者(指揮者・ソリスト)

管弦楽:京都市交響楽団
指揮:広上淳一
司会:秋田美幸(α-Station)

感想・短評

京響では初めて聴く野外コンサート。第1回の定期演奏会があったのも円山公園音楽堂だそうなので意義深い場所なのだ。雨の心配はなく天気は晴れ。陽射しは強いが、時おり太陽が雲に隠れる絶好の音楽日和だったかな?! 陽に当たるためか、会場は超満員とはいかなかったが、それなりに埋まっていた。

オープニングはゆっくりしたテンポの「キャンディード序曲」。もう少しスピード感あふれる演奏を聴きたかったが、ホールではないので仕方ないのかな? そのあとは軽い曲が続く。その中でも印象に残ったのがハイマンの「ポップスホウダウン」。様々な打楽器登場するので観客の反応も面白く、奏者も楽しそうだったのが最高だった。

あまり好きではないJ.シュトラウスもなかなか聞き応えがあった。野外とは思えない豊潤な響きでした。残響なんてないのにね。終盤は「アイーダ」「マイスタージンガー」とクラシックの名曲で京響らしい働きを期待しましたが、ちょっと淡々としていて面白味に欠けたかな。その分、アンコールは「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」で痛快にお祭りをしめてくれました。

普段はないようなミスもチラホラ聴こえたが、お祭り気分なので聴かなかったことにしましょう(笑)。こういう機会が時々あるといいもんですね。

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