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コンサート名・公演名

1998年10月2日 大阪シンフォニカー  はいかーの御招待3
第59回定期演奏会(ザ・シンフォニーホール)

演奏曲目および評価

ベートーヴェン  ピアノ協奏曲第1番
ブルックナー  交響曲第7番(ノヴァーク版)


演奏者(指揮者・ソリスト)

ピアノ: エリック・ハイドシェック
指揮: トーマス・ザンデルリンク

感想・短評

シンフォニカーはシンフォニーホールで演奏するとうまく聴こえる。響きが合っているのだろうか。客演が多かったというのもあるが・・・

ベートーヴェンはピアノを前面に押し出し、古楽のように軽快に演奏していた。ピアノのハイドシェックはちょっと音が堅く、刻むように演奏していたのが印象的。フルートがまさに「木管」だったのが柔らかな響きで良かった。

ブルックナーは全体に早めのテンポ。ワーグナーチューバが良くなかったが、まずまず頑張っていた。ただ、管の音色はちょっと下品(失礼)だった。低弦の美しさとヴァイオリンの透明感が曲を引き締めていた。特にチェロの2番手がノリノリで楽しかった。しかしブルックナーはトレモロの多い曲だとつくづく感じた。

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