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2001年9月30日 コレギウム・ムジクス・テレマン
第142回定期演奏会(いずみホール)

演奏曲目および評価

ハイドン  オラトリオ「テオドーラ」

演奏者(指揮者・ソリスト)

テオドーラ: マリア・ルス・アルヴァレス
セプティミアス: 畑 儀文
ヴァレンス: 中川 創一
アイリーン: 渡邊 由美子
合唱: バロック・コア・テレマン
講談: 旭堂 南左衛門
指揮: 延原 武春

感想・短評

5月に引き続きバロックのオラトリオを聴きに行った。バロックに興味があるわけではないが気軽に聴きに来た。しかし・・・気軽なものではなかった。演奏時間が4時間近くもあったのだ。日頃の疲れがたまっていただけに第1部は睡魔との戦い。半分近くは眠ってしまっただろうか。それでも、第2部、第3部は話の内容がおもしろくてかなり集中して聴くことができた。

今回の演奏会については話の内容や演奏が良かったと言うこともあるが、講談が付いていたことが一番魅力的だった。各幕の前に旭堂南左衛門氏が見事に説いて聴かせた。これだけでも興味に来た甲斐があった。曲の内容も非常に分かりやすくなったし。こういうユニークな試みをすることで、バロックやクラシック音楽に親しみが沸いてくるのではないだろうか? どんどんこういう企画をしてもらいたいものである。

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