今日は風邪のために体調が最悪だったのでやめようかと思ったが、せっかくのウィーン弦楽四重奏団なので、無理して足を運んだ。会場はかなりガラガラ。ビッグネームでも大阪はムリか。集客力のなさを感じる公演となった。チケットも高いわけではないし。うむむ。
有名曲ばかりのプログラムだが、ハイドンは残念ながら聴いたことなかった。実に軽快で心地よい曲で、特に第2楽章の低弦によるメロディは美しい。ただ、ヴァイオリンのヒンクは音程が定まらなかったのが残念なところ。2曲目のドボルザークでも同じ。ヒンクが足を引っ張る感じか。ここでもチェロが上手かっただけに残念だ。こんなものなのだろうか?
後半は大好きなシューベルト。前半と印象は変わらないが、よく聴きこんでいる曲なので興味深く聴くことができた。いつも思うが、4人でホールを響き渡せるのはスゴイ。風邪でボーっとしてしまっていたので、ホールの響きを身体で感じながら、目をつぶって聞いてました。
悪くない演奏だったと思うが、体調は良くないと楽しめませんね(涙)。
2010年コンサートカレンダーにもどる
|