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2005年5月12日 大阪センチュリー交響楽団
第101回定期演奏会(ザ・シンフォニーホール)

演奏曲目および評価

ハイドン  交響曲第101番「時計」
ベートーヴェン  交響曲第8番
ベートーヴェン  交響曲第2番



演奏者(指揮者・ソリスト)

指揮: 金 聖響

感想・短評

大人気の金聖響。何故人気なのか良く分からないが、今日の演奏を聴けば納得するかな? さすがに今日の演奏会もほぼ満員。とても若くて、さっそうと登場する様はクラシックのコンサートとは少し雰囲気が異なる。演奏が始まっても、彼のスタイルは変わらない。素人目にも非常に明確なタクトだった。余計な指示は出さず、オケの自発性を促すような指揮も、オケを生き生きとさせていたのかも知れない。最初はハイドンの曲だったが、古典やバロックが彼には合っているんじゃないだろうか? 音を短く切り、小気味よく、スピード感にあふれていた。センチュリーとの相性も良さそう。オケの持ち味を存分に引き出しているようだった。

続くベートーヴェンもスタイルは変わらない。8番と2番というどことなく似ている曲ではあるが、ハイドンの時と同じくキレが素晴らしい。特に8番の方が良かった。第1楽章、第4楽章のスピード感あふれる演奏は、オケを完全に手中に収めていた証だろう。残念ながら2番の方はホルンがあまりいただけなかったので、全体のバランスが悪かった。何にしても室内楽的な機動力を見せたベートーヴェンは心地よく聴けた。文句をつけるとすれば、弦楽器のボリュームがもっと欲しかった。2番は3月にトヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンで聴いたばかりなので、どうしてもあの爆裂的な演奏と比較してしまう。センチュリーも少しでも近いレベルにまで持って行って欲しい。

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