なかなかの聴き応えあるプログラムだと思うが、客席の埋まりは良くなかった。結構空席が目立ったなぁ。7割程度か?どういうプログラムが入るんでしょうねぇ。ソリストの知名度ですかねぇ。
最初のドヴォルザークは明るくノリノリの曲なので、疲れた体には厳しいものがあるものの、溌剌として気持ちの良い演奏だった。センチュリーはこういう曲が本当に得意だ。小泉さんも快速指揮だったので初っ端から盛り上がりました。
次はチェロを交えてのチャイコフスキー。良い曲だと思うが、1週間の終わりに聴くには無理もある。案の定、睡魔くんとの戦いになりましたが、ソリストはキビキビとした気持ちの良い演奏をしていた。ミスも多く聞こえたものの、音程は正確だし、何しろ清々しさが良い。強弱も大きくうまかったですね。でも睡眠視聴でした(笑)。アンコールは2曲。
後半はショスタコーヴィチ。心底満足できる痛快な演奏でした。小泉さんの指揮も超快速でオケの余裕を考えることなくグイグイと突っ走る。それに食らいつくオケ。見事なバトルでしたね。特に第2楽章のスピード感は素晴らしく、アンサンブルも乱れることなくほぼ完ぺきにまとめていた。第4楽章も同じように大変な楽章だが、木管セクションを始め、パーカッションがいい働きしてました。今まで聞いた中では最もエキサイティングな演奏だったのではないだろうか?丁寧な音楽づくりのセンチュリーには本当に脱帽です。
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