コダーイ
モーツァルト
R.シュトラウス
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ハンガリー民謡「くじゃく」
による変奏曲
フルート、ハープと管弦楽のための
協奏曲K.299
メタモルフォーゼン(変容)
23の独奏弦楽器のための習作 |
◎
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◎
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フルート:クリスチャン・ラルデ
ハープ:マリー=クレール・ジャメ
指揮:高関 健 |
【短評】 座った場所が良かったのだろうか?今日のセンチュリーの鳴りは非常に豊かだった。とくに、メタモルフォーゼンでは高関の幅のあるドラマチックな仕立てにセンチュリーの弦が見事に応えていた。最近のセンチュリーの中では最高の演奏に属するであろう。
前半のコダーイも管の頑張りが目立った。曲自体は初めて聴いたのであまり記憶に残ってないが、リズミカルな聴きやすい曲であり、演奏であった。
モーツァルトは、フルートが渋く淡い響きを出していた。高齢のためかリズム感とビブラートに精細を欠いていたが、婦人の演奏するハープ奏者ともども、軽快なイメージのあるこの曲の違う一面
を見せてくれた。 |