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1999年9月9日 京都市交響楽団
第417回定期演奏会(京都コンサートホール)

演奏曲目および評価

レーガー  モーツァルトの主題による 変奏曲とフーガ
ベートーヴェン  交響曲第7番


演奏者(指揮者・ソリスト)

指揮: ウーヴェ・ムント

感想・短評

あんまり意味ないけど、「9並びの日」のコンサート。久々にムントの指揮を聴くとあって、いつもの京響の響きがどのようになるのか楽しみにしていた。

はじめの曲はレーガー。はっきり言ってこの曲は2、3回しか耳にしたことがなので、ほとんど知らないまま聴くことになった。なるほど、モーツァルトの主題が冒頭から現れ、次々と変奏していく。近代ドイツの作曲者らしい(?)表現が曲を魅力的なものにしていた。何も知らないで聴いたので、ヒンデミットの曲と聴き間違うほどだった。演奏の方は若干控えめなのに加え、意外にも木管陣が冴えなかった。

今日の注目はベートーヴェン。ムントが振ると京響の弦がこんなに重厚になるのか! いつもの冷たいヴァイオリンの響きはどこへやら。テンポは速く、次々と突き進んでいく。全く無骨で、荒々しい男性的なベートーヴェン。しかしこのような演奏を聴きたくて会場に足を運んだと言っても過言ではない。第3楽章では、ぐっとテンポを落とし、しっかりと間を取った彫りの深い演奏。それだけに第4楽章の嵐のような快進撃が会場全体を高揚させた。ムントもノリに乗っており、勢い余ってコンマスの譜面を指揮棒で突き倒す有様。ムントの驚いた顔といったら・・・ 指揮も一瞬止まったし(笑)。

いつも素晴らしい管楽器陣が今日は不調だった。特にオーボエはどうしたことか(コールアングレは良かった)。例の事件が関係しているのか(ここでは省略)・・・その代わりに弦楽器が見事に仕事をしてくれた。京響の底力を垣間見た1日だった。

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