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2007年12月29日 ALL JAPAN メダリスト・オン・アイス 2007
2008世界フィギュア/四大陸フィギュア/世界ジュニア/世界シンクロ「フィギュアスケート・チームJAPAN」 壮行エキシビション(なみはやドーム)

演奏曲目および評価

【第1部】
チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“ポロネーズ”(第1部出場選手全員)
ロイド=ウェバー/オペラ座の怪人(第2部出場選手全員)

【第2部】
オリジナル・ファンファーレ
ヴィヴァルディ/「四季」より“夏”第3楽章(中庭健介)
ドビュッシー/月の光(村主章枝)
シチェドリン/「カルメン組曲」より(南里康晴)
サン=サーンス/白鳥(中野由加里)
サン=サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」より“バッカナール”(安藤美姫)
チャイコフスキー/幻想的序曲「ロメオとジュリエット」より(高橋大輔)
ヘス/ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア(浅田真央)
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”(全員)
ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付」より第4楽章(全員)
J.シュトラウス/ラデツキー行進曲(全員)

演奏者(指揮者・ソリスト)

コンサートマスター&ソロ・ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
テノール:中鉢聡
管弦楽:メダリスト・オン・アイス2007 スペシャル・オーケストラ(京都市交響楽団が中心)
指揮:広上淳一

スケーター:浅田真央/安藤美姫/中野友加里/村主章枝/水津瑠美/西野友毬/石川翔子/鈴木明子/武田奈也/太田由希奈/高橋大輔/小塚崇彦/南里康晴/中庭健介/無良崇人/佐々木彰生/羽生結弦/吉田行宏/キャシー・リード&クリス・リード/東京女子体育大学クラブ
司会:国分太一、内田恭子
ゲスト:井上真央
解説:荒川静香

感想・短評

昨年は行けなかった、この豪華なオーケストラ演奏付きのフィギュアスケートエキシビジョン。今年も京都市交響楽団が中心としたオーケストラが出るということだったので、昼の部に行ってみました。もちろん、演奏を聴くだけではなく、フィギュアスケートが好きなので演技を見ることが第一ですよ(笑)。

会場は予想に反して?満員ではなかった。私が買った一番安い席(5000円)は比較的空いていた。スケートを見るには特に文句がないくらい近いんですが(野球なんかと比較して)。フィギュアをかぶりつきで見ようとする熱狂的なファンがひしめく高い席は早々に売り切れてました・・・。ただ、私が座った席はオーケストラの横に近かったので、ほとんど見えませんでした。見えたのは広上さんと、ヴィオラセクションと、豊嶋さんの足・・・くらい。しかし、インタビューブースの正面なのでゲストなんかもばっちり見えて良かったです(双眼鏡は必要でしたが)。

それにしても出演者は豪華だ。日本を代表するスケーターがほぼ全員集っているのだから贅沢な限り。そんな世界に通用する演技を見ながらオーケストラを聴くというのはさらに贅沢だ。第1部では冒頭しか生演奏はなかったが、第2部ではほぼ各選手の時に生演奏があった(アンコールは録音でしたが)。その中でも良かったのが、真央ちゃんの時の「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」で華麗なソロを聴かせた豊嶋さんだ。スピーカーから聞こえる演奏にもかかわらず、なんとも優雅で伸びのあるヴァイオリンでした。昨年は、真央ちゃんは生演奏とタイミングが合わなくて苦笑いしていましたが、今年は広上さんの好サポートもあって、非常に演技にも余裕が見られました。もちろん、左右されないほどそれだけ演技が上手くなったってこともあるんでしょうが・・・。

最後は壮大な第九でのフィナーレ。ほとんどコンサートといった感じでした。いやー、面白かった。演奏にスケートに、一流のステージを見られて良い1年を締めくくれました。

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