昨年は行けなかった、この豪華なオーケストラ演奏付きのフィギュアスケートエキシビジョン。今年も京都市交響楽団が中心としたオーケストラが出るということだったので、昼の部に行ってみました。もちろん、演奏を聴くだけではなく、フィギュアスケートが好きなので演技を見ることが第一ですよ(笑)。
会場は予想に反して?満員ではなかった。私が買った一番安い席(5000円)は比較的空いていた。スケートを見るには特に文句がないくらい近いんですが(野球なんかと比較して)。フィギュアをかぶりつきで見ようとする熱狂的なファンがひしめく高い席は早々に売り切れてました・・・。ただ、私が座った席はオーケストラの横に近かったので、ほとんど見えませんでした。見えたのは広上さんと、ヴィオラセクションと、豊嶋さんの足・・・くらい。しかし、インタビューブースの正面なのでゲストなんかもばっちり見えて良かったです(双眼鏡は必要でしたが)。
それにしても出演者は豪華だ。日本を代表するスケーターがほぼ全員集っているのだから贅沢な限り。そんな世界に通用する演技を見ながらオーケストラを聴くというのはさらに贅沢だ。第1部では冒頭しか生演奏はなかったが、第2部ではほぼ各選手の時に生演奏があった(アンコールは録音でしたが)。その中でも良かったのが、真央ちゃんの時の「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」で華麗なソロを聴かせた豊嶋さんだ。スピーカーから聞こえる演奏にもかかわらず、なんとも優雅で伸びのあるヴァイオリンでした。昨年は、真央ちゃんは生演奏とタイミングが合わなくて苦笑いしていましたが、今年は広上さんの好サポートもあって、非常に演技にも余裕が見られました。もちろん、左右されないほどそれだけ演技が上手くなったってこともあるんでしょうが・・・。
最後は壮大な第九でのフィナーレ。ほとんどコンサートといった感じでした。いやー、面白かった。演奏にスケートに、一流のステージを見られて良い1年を締めくくれました。
2007年コンサートカレンダーにもどる
|