今年もやってきましたKEIBUN第九。これまで円光寺さんの指揮が続いてきたが、今年はボッセさんの登場。過去に依頼をしたことがあったそうなのだが、直前になってキャンセルとなり、沼尻さんが代役で振ったという経緯があるらしい。そういう意味で、今回こそは・・・という公演だそうです。
今年はドタキャンはなく、ちゃんとボッセさんが登場しました(笑)。最初は「レオノーレ第3番」。普通・・・の演奏だったかな。特に感想はないです。
第九の方は何かとスリリングな演奏でした。何しろボッセさんが高齢のため、指揮がちゃんとしてない! 演奏する方もやりにくかったそうだが、見ていても指揮がぜんぜん分からない。。。高齢といってもテンポが遅いわけではなく、むしろ速めのテンポで進むのだが、何しろ指揮が分からない。なのでオケもあまり良い出来ではなかった。特にフルートは調子が狂ったのか、珍しくミスを連発していたように思う。第3楽章は比較的良かったかな? 退屈な楽章が気持ちよく聴けるというのはうれしいものです。指揮は分からなくても(笑)。メインイベントの第4楽章は、そんな分からない指揮の中、合唱団がうまく奮闘しました。一番指揮者の指示通りだったのじゃないでしょうか?
ギクシャク感があったにせよ、終わってみればなかなか面白い演奏だったと思う。でも、やはりボッセさんも高齢なんだから、そろそろ隠居された方が良いんじゃないでしょうか? 全然元気なんですけど。今年も演奏会はこれで打ち止め。やはり最後は第九ですね。
2008年コンサートカレンダーにもどる
|