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2012年10月4日 大阪フィルハーモニー交響楽団
第462回定期演奏会(ザ・シンフォニーホール)

演奏曲目および評価

エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲

演奏者(指揮者・ソリスト)

チェロ:タチアナ・ヴァシリエヴァ
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ

感想・短評

今日の曲目は聴きごたえは抜群でとても期待して足を運んだのだが、何ともピリッとしない演奏だった。エルガーは冒頭から緩いチェロで始まる。重厚で衝撃的な演奏をよくCDで耳にするのでちょっと肩すかしだった。どうやら、チェリストのヴァシリエヴァはグイグイ引っ張るタイプではなく、柔らかに歌うタイプのようだ。突然だが、今日は朝から非常に眠い日だった。ということは、いつものように睡魔くんとすぐお友達になることに。。。レヴィ氏の指揮も特に特徴がない。フワフワとした曲に仕上げたいのだろうか?ギスギスした演奏を望んでいるわけではないが、せめて「渋い!」といわせる演奏を聴きたかったので残念だった。

アンコールは、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第1番より。しっとりした演奏で眠かったけど良い演奏でした。

後半はラヴェルの大曲。大フィルにとっては結構お得意の曲と言えるのではないだろうか?耳にするのは何度目だろうか?しかし、今日の出来は感心できなかったですね〜。木管はフルートをはじめ頑張っていたと思うのだが、いかんせんホルンが死に過ぎていた。迫力こそある曲なのでストレス発散できる名曲ですが、ミスがミスを呼びストレスがたまりました。

今日の演奏はどちらも満足できなくてスッキリしなかったです。。。

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