ひさびさです! 海外オケ。それも久々のロシアオケ! ロシアのオケは実に7年振りくらいだろうか? 今回はロシアでもトップクラスのオケなので非常に楽しみだ。
曲目もお得意もの2曲という豪華さ。ちょっと食べ過ぎ?といったところだが。2曲ともにさすがに手慣れた演奏で、チャイコフスキーの良さを存分に表していた。ロシア臭さが少なく、ヨーロッパ的に洗練されたオケなのは分かっていたのだが、吠える金管、炸裂する打楽器・・・というのを期待していただけにちょっと肩透かしか。それでもティンパニはやりすぎと思うくらいに目立っており、存分に楽しませてもらった。どちらの曲も出来は良かったのだが、強いて言えば5番の方が良かったかな? 金管を比較的抑え、弦楽器を前面に押し出し、非常に厚い演奏を聴かせてくれた。
しかし、本当に良かったのは実はアンコール。2曲演奏してくれた。
チャイコフスキー 歌劇「雪娘」より道化師の踊り
外山 雄三 管弦楽のためのラプソディ
どちらの曲もドンチャン騒ぎの派手な曲。全楽器が炸裂! 特に打楽器陣の大ハッスルといったらもう・・・本当に楽しめました。
モスクワ放送交響楽団
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ヴラディーミル・フェドセーエフ
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