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コンサート名・公演名

2010年11月20日 ウィーン弦楽四重奏団
大阪公演(ザ・シンフォニーホール)

演奏曲目および評価

ハイドン/弦楽四重奏曲第77番 ハ長調「皇帝」op.76-3
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調「アメリカ」op.96
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番 ニ短調「死と乙女」D.810



演奏者(指揮者・ソリスト)

弦楽合奏:ウィーン弦楽四重奏団
(1stヴァイオリン:ウェルナー・ヒンク)
(2ndヴァイオリン:フーベルト・クロイザマー)
(ヴィオラ:ハンス・ペーター・オクセンホファー)
(チェロ:フリッツ・ドレシャル)

感想・短評

今日は風邪のために体調が最悪だったのでやめようかと思ったが、せっかくのウィーン弦楽四重奏団なので、無理して足を運んだ。会場はかなりガラガラ。ビッグネームでも大阪はムリか。集客力のなさを感じる公演となった。チケットも高いわけではないし。うむむ。

有名曲ばかりのプログラムだが、ハイドンは残念ながら聴いたことなかった。実に軽快で心地よい曲で、特に第2楽章の低弦によるメロディは美しい。ただ、ヴァイオリンのヒンクは音程が定まらなかったのが残念なところ。2曲目のドボルザークでも同じ。ヒンクが足を引っ張る感じか。ここでもチェロが上手かっただけに残念だ。こんなものなのだろうか?

後半は大好きなシューベルト。前半と印象は変わらないが、よく聴きこんでいる曲なので興味深く聴くことができた。いつも思うが、4人でホールを響き渡せるのはスゴイ。風邪でボーっとしてしまっていたので、ホールの響きを身体で感じながら、目をつぶって聞いてました。

悪くない演奏だったと思うが、体調は良くないと楽しめませんね(涙)。

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