研究室内でもかなり幅を利かせていたMacたち。しかし、その平穏な日々にも突如敵が襲来してきた。そうWindowsマシンの襲来だったのだ。まずやって来たのはWindows3.1を載せたNECのPC9821(キャンビー)だ。一体型のオールインパソコンでまさしくLC575の敵であった。その隣で寂しくたたずんでいたのはSE30だ。もはや勝ち目はない。人が物珍しさのためにキャンビーに流れるなか、Macユーザーとしては必死に見劣りしかけたMacたちを守らなければならなかった。
その後にさっそうと援護に登場したのが、PowerMacintosh
6100である。スタイリッシュに登場したPowerMacに人々は色めき立った。明らかに今までのMacよりは高速なのである。計算なんかもあっと言うほどのスピードでこなしてしまう。ただし、この機種には欠点があったのだ。そう、初期のPowerMacは安定性に欠けていたのである。さらにPowerPCネイティブのソフトがまだ存在せず威力を発揮するにはしばらくの時間が必要なのであった。
そんな中、また新たな敵が奇襲をかけてきたのであった。その名もWindows95というMacOSライクな敵であった。
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