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Macintoshへの道  黎明期編(全3話)

第1話 第1次パソコンブーム

第1次パソコンブームの頃、ちょうど私は小学生であった。ファミリーコンピュータが発売される前であったこともあり、そのころの単機能しかないゲームマシンとは違い「ゲームが作れる」という新たなマシンの登場に意気揚々としていた。当時使用していたのは日立の「ベーシックマスター・レベル3 Mark5」というマシン。発売当初は「ドット単位で色が使える」ということで非常に話題となっていたものである。ベーシックやらマシン語やらをひたすらうち続けてゲームを楽しんだり、タイプ練習などをしてよく遊んでいた。しかし、そのころのパソコンというものは自分でプログラムを打つという作業がメインであったために、次第にその面倒くささからパソコンと縁遠くなってしまった。

それから10年近くがたった1994年の時だった。4年生になると卒論も書かなくてはならなくなるので、ワープロを購入しようと考えていたが、ふと久しぶりにパソコンの世界を覗いてみることにした。そこには10年前とは全く違う世界が広がっていた。いまやプログラムは作るものではなく使いこなすものになっていたのだ。

第2話 最初のMacとの出会い

第1次パソコンブームの時は、パソコンメーカーというとNEC、日立、シャープ、カシオというものが幅を利かせていたように思う。しかし、10年経ちメーカーの布陣は多種多様なものになっていたが、NECが相変わらずトップメーカーとして君臨していた。当然パソコン購入を考えようと思うとNECにならざるを得なかった。その時考えていたのがPC9801シリーズ。PC9821シリーズも発売されていたのだが、学生が購入するにはまだ高かった。さらにWindowsを導入するにはアクセラレータなるものも揃えなければいけなかった。周りの友人もほとんどのものがまだパソコンを持っていない時代。ごく数人が98ユーザーだったぐらいだ。いろいろと98の説明を聞いているうちに詳しくなってきたので、雑誌を購入して本格的に検討にはいることにした。

幅広いパソコン情報を得るために最初に買った雑誌が毎日コミュニケーションズの「PC fan」。今までほとんど見たことがなかったパソコンの記事に目を奪われる。そう、Macintoshとの衝撃的な出会いであった。

第3話 Macintoshに急接近

1994年当時はまだMacはかなり高価な代物だった。そのころの機種としてはCentrisやQuadraなどの高級機種とようやく低価格機としてColor Classic IIやLC475が出てきた頃だった。Color Classic IIは大学生協で売られていたため、何となく聞いたことがある機種名だったので一番心ひかれた。

ただし、Macを選ぶには大きな問題があった。周りの人間が誰も持っていなかったことだ。さすがに第1次パソコンブーム期に慣れ親しんだとはいえ、進化したマシンを前に、誰のサポートもなく高額なものを購入するには危険が多い。そのため、しばらくはMacを横目に98の選定に入っていた。

そんな中、堂々と登場したのがLC520。さらにLC575があとに続いた。この一体型で独特のデザイン。好き嫌いはかなり分かれる機種であろうが、私は「一目惚れ」してしまったのだ。さらには当時としては考えられないくらいの低価格でのハイスペック。これ以上コストパフォーマンスが高いものはないと雑誌上でもかなり賑わしていた。こうなるともう止められない。多くのPCショップを調べ上げ、当時では最も安いと思われた広島市内のPCショップに駆け込んだのであった。

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